重い荷物になっても体にフィットして肩にも負担がかからないようにと、アウトドア用品のリュックサックを買いました。
丈夫で軽いのはいいのですが、リュックの肩紐を調整するための紐が長すぎて余っています。
余っている部分を結んでみたのですが、使っているうちにほどけてしまいます。
電車に乗った時に、邪魔なので網棚にのせたのは良いけれど・・・
紐がダラーっと垂れ下がってしまって、気になったので荷物の下に押し込んだりと、小さなことだけどっちょっと面倒。
それに、ネットの掲示板で電車でリュック利用者への苦情の中に、
「電車を降りる瞬間にリュックを背負おうとした人のブラブラした紐が顔に当たってイラっとした!」
という書き込みを見た時には、トラブルを回避するためにも、あの長い紐を何とかしたいと思いました。
切る?切らない?リュックの紐
絶対的に必要がないのならば、必要な分だけ残してリュックの紐を切ってしまえば良いのではないかと思いますが・・・
小心者なので、切ってしまってから
「もっと長くしておけば良かった・・・」とか
もし、自分以外の人が使うときに、短かったら困るんじゃないかと切る勇気がありません。
実は、ちょっとは切ってみたのですが、思いっきりバッサリとはいけませんでした。(;^_^A
そもそも、リュックの紐があれだけ長いのは、きっと理由があるはず。
ばっさり切る前に、リュックの紐が長い理由を調べてみました。
リュックの紐はなぜあんなに長いのか
アウトドア用のリュックは、主に山登りで使用するために作られています。
なので、リュックに入れる荷物は、何十キロと重量が重くなります。
重い荷物の場合、肩紐を緩めたり締めたりと調整してリュックを背負ったり、おろしたりした方が使い勝手が良いからです。
確かに、リュックの重量が重い場合、リュックの紐が緩められた方がおろしやすく、担ぐ時にも楽に背負えます。
他にも、山で遭難した人を背負ってもリュックの紐が緩ければ、人をおんぶした状態でもリュックを背負うことができます。
なので、街歩き専用であれば、思い切って余った紐を切ってしまっても問題はないようです。
リュックの長い紐を切らずにまとめるグッズ
とはいっても、不要なものや使わなくなったものが中古でフリマアプリで簡単に売れる時代。
今は、使っていてるものでも、後々、売ったり他人に譲るかもと思うと買った時の状態をできるだけ保っておきたい。
だからと言って、使うたびにストレスを感じるのは嫌ですよね。
なので、リュックの長い紐をスッキリさせる方法がないかと調べてみました。
ウェブドミネーター
リュックの紐をまとめるアイテムを調べたところまず出てきたのが「ウェブドミネーター」という言葉。
今まで生きてきて初めて聞いた言葉…
正直、なんじゃそりゃ?でした。
ウェブドミネーターの「ウェブ」は「ウェビング(webbing)」のことで、帯紐のこと。
「ドミネーター (dominator)」は支配とか制圧という意味だそうです。
ウェブドミネーターとは、帯紐を支配するグッズということですね。
どんなものかというと、この写真です。
高強度軽量プラスチックに、ゴム紐がついたものです。
本家本元はITW NEXUS社製のウェブドミネーターらしいのですが、
私の場合、リュックの紐がまとめられればいいので、アマゾンで安いものを購入しました。
それがコレ!
送料込みの10個セットで210円。
この値段なら落としても無くしても惜しくないです。
中国から国際郵便で届きました。
ウェブドミネーターの使い方
ウェブドミネーターの使い方は簡単!
リュックの紐の余った部分をプラスティックの切れ込みに挟んで、くるくる巻いてゴムで止めるだけです。
こんな感じ。
ショルダーの紐の余った部分のもう一つの巻き方はとして、ショルダーの根元のベルト部分にウェブドミネーターを挟み込んで、余ったベルトを折りたたんでゴムでまとめる方法もあります。
かなり前に、アウトドアショップでリュックの紐をまとめる商品として
「ストラップーキーパー」というのを買ったこともあったのですが、さすがに1個20円ではなかったです。
それに、知らない間に外れてなくなってしまいました。
100均グッズでウェブドミネーターはある?
リュックの余った紐をまとめるアイテムは100均の商品でも、それ専用ではないのですが代用できるものもあります。
ケーブルバンドやマジックテープでまとめているなんていう人もいるようです。
見た目など気にならないから、とりあえず紐がまとめられれば良いって場合、100均商品で安くておすすめなのが、髪の毛をまとめるためのゴムがおすすめです。
実際に、黒い紐を黒いゴムでまとめてみると目立たないしスッキリ。
ウェブドミネーターを買ってみたけど、私はこれでも良かったかも・・・と思いました。
まとめ
リュックの長く余った紐は、タウン仕様ならば切ってしまってもOK。
切らずにそのまま使いたい場合は、ウェブドミネーターなどのアイテムがあるので切らずにスッキリまとめることができます。