お部屋に観葉植物を置いていて枯れてしまった後やマンションのベランダで家庭菜園をしていていらなくなった土の処分に困まったことはありませんか?
一戸建てで自宅に土のある庭がる場合、鉢植えやプランターの土くらいならば、庭に戻すことも可能です。
ですが、都内や都心部でマンション住まいの場合には、そういった場所はありません。 不用になるとどうしたら良いのか悩む土の処分方法を調べてみました。
園芸用の土はゴミで捨てられる?
いらなくなった園芸用の土は、「可燃ごみ」なのか「不燃ごみ」なのか迷いますよね。
実は、土はゴミとしてほとんどの自治体でゴミ収集に出すことはできません。
土を捨てるには、廃棄物処理の許可を持っている業者にお願いして処分することになります。
自治体に問い合わせると、指定の廃棄物処理業者を教えてくれます。
残土処分業者(産業廃棄物運搬業)に依頼すると大体、土のう袋で1袋200円~500円くらいで処分してくれるようです。
業者によっては、自宅まで回収にきてくれるところもあります。
回収してほしい土の量が多く重くて業者まで持っていけない場合、事前に問い合わせて確認してみましょう。
また、一部のホームセンターでは古い土の回収を行っています。
ホームセンターによって回収の条件が異なります。
近くに古い土を回収してくれるホームセンターがある場合には、新しく土を買う時には、回収してくれるお店を選ぶのもよいでしょう。
不用になった土の回収サービスのある大手ホームセンター
- シマホ HOME’S島忠
シマホには、不用品引取りサービスがあります。
店舗に持ち込みことが条件ですが、購入した商品と同等・同数の引き取りを無料でしてくれます。
引取り対象商品は、土以外にも植木鉢なども対象です。 - ユニディ
ユニディにも残土回収サービスがあります。
ユニディのチラシにも記載されていますが、購入の土と同量の残土を無料で回収してくれます。
大きな枝や木片などは極力取り除いて、ユニディに設置されている土の回収ボックスへ持ち込んで入れることができます。 - ジョイフル本田
ジョイフル本田でグリーンテック社の製品(『花と野菜の土25リットル』など)を購入し、空いた袋に詰めた不要の土のみグリーンテック社が引取りをしてくれます。
回収は、土のみなので、石や砂利は取りのぞいた状態にする必要があります。大手ホームセンターのコーナンやビバホーム、カインズホーム、ケーヨーデイツーでは今のところ不用な土を回収するサービスは行われていないようです。
まとめ
不用になった土を処分するのに、ホームセンターへの持ち込みや業者に依頼するのが面倒だからといって、近くの公園や山や川など土があるところに勝手に捨てるのはNGです。
自治体のルールを守って不用になった土の処分をしましょう。